北朝鮮の史上最高の超強硬措置
19日の国連でのトランプ大統領の演説は強烈でしたね。
「米国と同盟国を守ることを迫られれば、北朝鮮を完全に破壊する以外の選択はない」
と北朝鮮を痛烈に警告。
そして日本の拉致被害者についても言及するという異例の演説でした。
トランプ大統領の北朝鮮への痛烈な警告に、会場はどよめき北朝鮮への外交官は、トランプ大統領の演説中に会場から出ていったそうだ。
そのトランプ大統領の国会演説から2日後の21日に金正恩は声明を発表。
「トランプが世界の面前で私と国家の存在自体を否定して侮辱し、わが共和国(北朝鮮)をなくすという歴代で最も暴悪な宣戦布告をしてきた以上、われわれもそれに見合う史上最高の超強硬対応措置断行を慎重に考慮する」
と非難声明を出した。
金正恩はトランプ大統領を「米国の老いぼれの狂人」とも痛烈に非難した。
トランプ大統領の国連での痛烈な北朝鮮への警告に、金正恩が黙ってるはずもなく、今後の北朝鮮の動きに注目が集まってました。
アメリカが
「北朝鮮を完全に破壊する以外の選択はない」
警告。
北朝鮮は
「史上最高の超強硬対応措置」
と威嚇。
度重なる北朝鮮のミサイル発射と、先日の水爆実験。
韓国の情報では、すでに次のミサイル発射と核実験の準備は整ってるそうだ。
北朝鮮の外相は記者団の「対応措置とは何を意味するのか」との質問に、
「どのような措置が取られるのか、現在のところわからないが、水爆の実験を太平洋上で行うことになるかもしれない」
と答えた。
水爆実験を、太平洋で行えばアメリカは絶対に黙ってはいないでしょう。
海洋での核実験は、アメリカは1958年のハードタックI作戦以来行っていない。
そもそも近年では海洋での核実験は行われていない。
環境への放射能汚染も懸念されることなので、もしも北朝鮮が太平洋で水爆実験を行えば、世界各国から非難されることは確か。
北朝鮮には対話が通じないから、各国がいくら非難声明を出そうと北朝鮮には、影響がないと思われる。
もしも北朝鮮が太平洋での水爆実験を行えば、アメリカの先制攻撃の大義名分ができてしまうことになる。
開戦は避けて通れないかもしれませんね。
太平洋での水爆実験はいつ?10月中?
北朝鮮のミサイル実験、核実験は北朝鮮の記念日に行われることが多い。
しかし、近年ではICBMの発射実験も頻繁になってきてることから、記念日とは限らなくなってきたので、北朝鮮の軍事実験の予測が難しくなってきた。
とは言っても、北朝鮮の記念日の前後に行われることは、定番でもある。
で、10月の北朝鮮の記念日を調べてみたら、10月10日が「朝鮮労働党創建記念日」です。
「北朝鮮の政党の朝鮮労働党が1945年に創立した日」
ということで、北朝鮮にとっては特別は日でもあります。
もしも北朝鮮が太平洋での水爆実験を行うのであれば、10月10日前後に行うのでは?と思われます。
そして、もう一つ気になるのかアメリカの記念日で、
・10月9日はアメリカ大陸を発見したコロンブスを称える日。
・10月31日はハロウィンです。
それと
・11月11日は「復員軍人の日」で、アメリカのために働いた軍人を称える日です。
北朝鮮がアメリカに侮辱的に水爆実験するには、格好の記念日が10月、11月にあります。
北朝鮮は過去に、7月4日のアメリカの独立記念日に合わせて、ミサイル発射をおこなってることから、10月中のアメリカの記念日に、北朝鮮がなんらかの核実験、ICBM発射に踏み切る可能性が高いですね。
金正恩の言う「史上最高の超強硬対応措置」とはどういうものなのか?
国連でのトランプ大統領の痛烈な警告のあとだから、本当に太平洋での水爆実験もありうるわけです。
その時は日本の上空を水爆を載せたICBMが飛行し、太平洋に着弾させて、爆発させるのだろうか?
もしもそうだったら、開戦ということが、ますます現実味を帯びてくることになる。
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