アラン・ホールズワース 引退、そして死去、死因は?
多くのギターリストから支持されていた、ジャズ・フュージョン・ギターリスト、アラン・ホールズワースが亡くなったそうです。
享年70歳。
死因は不明。
朝からからツイッターのトレンドになっていたので。驚きました。
正直、アラン・ホールズワースがツイッターのトレンドのなること自体がありえませんので(笑)。
内容は「死去」ということで、さらに驚きました。
アラン・ホールワースという人は完全に天使肌のギターリストで、一般のリスナーに愛されるミュージシャンと言うより、ミュージシャンが愛するミュージシャンという存在。
そのため、アラン・ホールズワースの音楽には一般受けするよなキャッチ―なメロディもないし、使用する和音も、かなり複雑な和音を弾いたりします。
特にソロでの滑らかなフレーズは有名で、アラン・ホールズワースに影響を受けたギターリストってかなり多くいます。
アラン・ホールズワースの音楽はジャズ・フュージョンよりの音楽なのですが、ハード・ロック、ヘビーメタルのギターリストの中にも、彼をリスペクトする人も多くいるのも、スゴイところですね。
ソロのフレーズは、サックス奏者の演奏に影響を受けたようで、ピッキングでゴリゴリ弾きまくるタイプではなく、左手のハンマリングとプリングを多用して、滑らかなフレーズを弾くのが特徴でした。
かの有名なロックギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンも、アラン・ホールズワースに強く影響を受けてる一人で、彼の有名なライトハンド奏法も、アラン・ホールズワースのフレーズを弾こうと思ったが、手が届かなくて、右手を使ったと言われるほどです。
色々とネットで調べていたのですが、アラン・ホールズワースって引退していたんですね。
しかし引退後、ツアーをしてたという話だし、どういうことなんでしょうか?
引退と言っても、音楽ビジネスからの引退だったのでは?
生粋のミュージシャンで、アーティストのアラン・ホールズワースなので、引退後も演奏を続けることは、特に不思議なことでもないような気もします。
アーティストはサラリーマンでないので、死ぬまでアーティスだと思います。
私が、思うに、色んなしがらみのある音楽業界から足を洗って、残りの余生は純粋にミュージシャンとして、アーティストとして活動したかったのでしょうね。
現在のところ、アラン・ホールズワースの死因が発表されてませんが、ドラッグとかアルコールではないと思います。
アラン・ホールズワースは、クリーンだったはず。
よくいるカッコつけのミュージシャンではなく、私服もその辺の外国のおじさんのような恰好で、薬をやってるようなヤバイ顔つきでもなく、イギリスのインテリなおじさん、というイメージでしたね。
名盤は?
アラン・ホールズワースってあまり日本にはなじみのないミュージシャンです。
音楽性も、どのアルバムも結構、難解な音楽です。
しかし、アラン・ホールズワースのアルバムにキャッチ―な音楽性のアルバムがあります。
「ロードゲーム」というアルバムで、1983年に発売。
珍しく歌ものの曲も入ってます。
アラン・ホールズワースの入り口にいいアルバムだと思いますし、名盤でもあります。
1985年の「Metal Fatigue」もなかなか名盤です。
アラン・ホールズワースがミュージシャンとしても脂が一番乗り切ってた時のアルバムですね。
古いアルバムばかりになってしまいましたが、やはり80年代のアラン・ホールズワースが個人的には一番好きかな。
特にギターキッズは好きかもしれない。
コメント
天使肌?天才肌じゃない?
私はUKで一気にファンになりました。独特の途切れのないフレーズと、早弾きに魅力されてました。とっても残念です。
RIP