歌手の青山ミチさん 肺炎で死去
1960年代に活躍していた歌手の青山ミチさんが亡くなっていたことがわかりました。
67歳です。
死因は急性肺炎とのこと。
青山ミチさんは、横浜出身、父親在日米軍の黒人のアメリカ人。母親は日本人のハーフ。
1961年にジャズ喫茶が主催するジャズコンクールン入賞。
それがきっかけにレコード会社の目にとまり、1962年に「ひとりぼっちで想うこと」デビューを果たした。
パンチの効いたソウルフルな日本人離れした歌い方で、一躍注目を浴び、人気を得る。
しかし、
1966年に覚せい剤で逮捕。
1974年には万引きで現行犯逮捕。
1978年には覚せい剤でまた逮捕。
1999年にもまた覚せい剤で逮捕。
最後の逮捕で実刑を受けてから、完全に芸能界から姿を消したそうです。
生活保護を受けていた。
芸能界から消えてしまった青山ミチさんですが、その後、テレビの「あの人は今」で取り上げられて、その時に生活保護を受けて娘とひっそりと生活していることが判明。
1960年代に現れた歌姫の転落人生。
警察沙汰になるようなことがなければ、青山ミチと言う人は日本を代表するジャズシンガーになっていたでしょうね。
「生活保護を受けでひっそり」ではなく、もっと華のある人生を送れたのでは?と思ってしまいます。
今も歌い続けていたらと思うと悔やまれるほど、いい声してます。
沖雅也と交際?
色々と情報を探してたら、青山ミチさんと投身自殺で亡くなった俳優の沖雅也と過去に交際していたそうです。
本当かどうかは定かではありませんが。
青山ミチさんは日本人とアメリカ人のハーフ。1960年代の日本だったら、ハーフの人たちの風当たりが強かったと思うし、大変だったのではないでしょうか?
そして沖雅也さんですが、元々は裕福な家に生まれたそうですが、父親の事業の失敗から住むところを転々とする生活を送っていたそうです。
中学2年生の時に両親が離婚。
中学校を卒業前に家出をして上京。
仕事を転々とする中、芸能関係者の目にとまり俳優デビュー。
沖雅也さんも青山ミチさんも、大変な子供時代を送ったと推測されます。
互いに惹かれ合っても、不思議ではないですね。
沖雅也さんはエルビス・プレスリーが大好きだったみたいですし、ソウルフルな青山ミチさんの声に惹かれたのかもしれません。
青山ミチさん、皮肉なことかもしれまえんが、この死がきっかけに青山ミチさんの歌が再評価されるかもしれません。
今聞いても、全然色あせてません。
ご冥福をお祈りします。
コメント
叱らないで、をカラオケで唄い追悼したいと思います。一度でも、想い出のメロディなどに出演して欲しかったです。
惜しい才能の方でしたね。このパワフルな歌唱力は黒人の血が流れているからでしょう。今のアイドル歌手は、この方の足元にも及びません。警察沙汰になる事件を何度も起こさなければ、今も第一線で活躍していると思います。御冥府をお祈りします。