元・宝塚歌劇団宙組のトップスターとして圧倒的な存在感を放っていた凰稀かなめさん。
退団後も女優として舞台やドラマに多数出演し、2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』では赤染衛門役で注目を集めました。
この記事では、凰稀かなめさんの現在の活動状況から結婚・性格・意外な素顔まで、ファンならずとも気になるエピソードをたっぷりご紹介します。
さらに、在団中の代表作や退団理由、個人事務所「ケイローズ」についても詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
凰稀かなめは現在独身?愛犬「おこめ」との暮らしと所属事務所の真実
3月8日 国際女性デーに、芯の強い役を観ることができ、最高に幸せでした。。。
そしてもう凰稀かなめさん可愛すぎる😍
大千穐楽まで頑張ってください😊 pic.twitter.com/t883djgQpT— ひろみ (@2bHir0) March 8, 2023
凰稀かなめさんは、元宝塚歌劇団・宙組のトップスターとして一時代を築いた存在です。
華やかな舞台姿と凛とした佇まいが印象的で、多くのファンを魅了してきました。
退団後の現在も、その圧倒的な存在感は健在です。
最近では2024年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』に赤染衛門役で出演し、ネット上でも大きな話題となりました。
プライベートについては、現在も独身であることが知られています。
インタビューやイベントなどでも、恋愛に関する発言はほとんど見られず、現在は仕事に全力を注いでいる様子がうかがえます。
愛犬家としても知られており、「おこめくん」という名前の犬と暮らしていることをたびたび公表しています。
このワンちゃんとの日々が、忙しい日常のなかで心の癒やしとなっているようです。
所属事務所は「ケイローズ」という個人事務所で、宝塚退団後に現事務所社長の強い後押しによって芸能活動を継続することを決めたと語られています。
当初は引退も考えていたものの、周囲の声に背中を押される形で再スタートを切ったという背景がありました。
事務所の社長が飼っているワンちゃんと「おこめくん」が“カップル”であるという微笑ましいエピソードも紹介されており、凰稀さんの素顔が垣間見えるポイントです。
凰稀かなめの演技力・歌唱力・ダンスは?宝塚時代から評判のストイックな役作り
凰稀かなめさんは、宝塚時代から「芝居の人」と称されるほど、その演技力に定評がありました。
一見クールに見える外見とは対照的に、役に入り込む熱量は非常に高く、舞台上では繊細な表現を自在に操る実力派として知られています。
歌唱力やダンスにおいても、宝塚の中では決して劣ることのない水準を持ち合わせています。
ただし、凰稀さん自身は「飛び抜けた技術よりも、自分らしい表現を追求すること」に重きを置いていたようです。
下級生時代には、自分に突出した武器がないことに悩んだ時期もありました。
しかし、組替えを経てさまざまな役柄に挑戦し続けた結果、芝居の魅力に気づき、深く追求していくようになります。
役作りに関しては非常にストイックで、本番中には精神的に追い詰められてしまうこともあったといいます。
『モンテ・クリスト伯』では、暗闇に閉じ込められる役柄を演じるため、実生活でも部屋を真っ暗にして過ごしたことがあったそうです。
また、『風と共に去りぬ』のレット・バトラー役では、リアリティを出すためにお酒を飲んで酔う感覚を再現したと話しています。
名作『ベルサイユのばら』でのオスカル役も、凰稀さんのストイックなアプローチによって、演出家・植田紳爾氏から「これがオスカルの声だ!」と絶賛されました。
このようなエピソードからも、彼女の役者としての信念と誠実さが伝わってきます。
凰稀かなめの意外な素顔|冷やし中華とドラえもん愛、そして謎の付き人キャラとは?
舞台上ではキリッとした美貌と気品を放つ凰稀かなめさんですが、素顔にはユーモラスで親しみやすい一面もあります。
その代表例が、冷やし中華とドラえもんへの深い愛情です。
公演中の食事は「冷やし中華」が定番で、なんと毎日食べることもあるそうです。
とくに、事務所の社長が手作りしてくれる冷やし中華は、凰稀さんにとってお守りのような存在になっているようです。
また、子どもの頃から大好きだったというキャラクター「ドラえもん」は、今でも変わらずお気に入り。
宝塚トップスター時代の相手役・実咲凜音さんからは、スワロフスキーでデコレーションされたドラえもん柄のヘッドフォンをプレゼントされたという微笑ましいエピソードもあります。
そして注目すべきは、自身のコンサートで登場する“付き人”という謎のキャラクター。
緑色の上下ジャージに瓶底メガネ、おかっぱ頭というシュールなビジュアルで、観客の笑いを誘いました。
舞台上ではクールな印象の凰稀さんが、自らコスプレで変顔を披露するなど、ギャップのある一面を楽しんでいる様子が伝わってきます。
凰稀かなめが宝塚を退団した理由とは?男役の集大成と語られた舞台裏
凰稀かなめさんが宝塚歌劇団を退団したのは2014年。
本人が語った退団の理由は、「宝塚でやりたいことはすべてやり切った」と感じたからです。
2013年に演じた『風と共に去りぬ』のレット・バトラー役が、その決意を後押ししました。
あまりにも自身のイメージと異なるキャラクターに真っ向から挑み、演じ切ったことで「男役としてのゴール」を感じたのです。
また、当時は宝塚100周年という節目で、名作の再演が続いた時期でもありました。
『ベルサイユのばら』や『うたかたの恋』といった名作に出演できたことを「誇り」と語り、自然な形で卒業を迎えたようです。
宝塚時代に経験した凰稀かなめのケガとは?舞台への覚悟と乗り越えた試練
凰稀かなめさんは、星組2番手時代に足を骨折するという大きなケガを経験しました。
当時は男役ユニット「AQUA5」のコンサート出演も控えており、稽古と準備の重圧が重なる中でのアクシデントでした。
ケガの影響で出演予定だった公演はキャンセルとなり、本人は大きなショックを受けたそうです。
それでもビデオメッセージでファンと仲間に想いを届け、仲間たちはその舞台上で涙を流したと伝えられています。
この出来事は、彼女のその後の役作りにも大きな影響を与え、より深みある表現を可能にした転機ともいえるでしょう。
凰稀かなめの性格はマイペースで穏やか?人気の理由と意外な一面に迫る
凰稀かなめさんの性格は、舞台上のクールなイメージとは対照的に、マイペースで穏やか。
日々の生活ではインドア派で、愛犬とのんびり過ごす時間を大切にしています。
宝塚OG同士の交流が盛んななか、凰稀さんはあまりSNSに登場せず、ひとり時間を大切にする姿勢が印象的です。
一方で、ファンに対しては非常に丁寧な対応で知られ、温かい言葉や笑顔が多くの支持を集めています。
見た目とのギャップ、誠実な人柄、そしてファンを大切にする姿勢。
こうした魅力が、退団後も変わらぬ人気を支えています。
現在の凰稀かなめは何をしてる?最新のドラマ・映画出演と芸能活動の近況まとめ
退団後の凰稀かなめさんは、芸能界引退を考えていた時期もあったそうです。
しかし、現所属事務所「ケイローズ」の社長の勧めで活動を続け、今では舞台やテレビに引っ張りだこの存在となっています。
2024年にはNHK大河ドラマ『光る君へ』に赤染衛門役で出演し、その美貌と存在感が話題に。
また、舞台『ベルサイユのばら50』ではオスカル役を再演し、ファンから大きな反響を得ました。
近年ではタンゴ歌唱にも挑戦するなど、ジャンルの垣根を越えて活躍中。
ストレートプレイへの愛着も強く、今後はより本格的な舞台出演が期待されています。
凰稀かなめの舞台出演歴と受賞歴|『マスカレード・ナイト』や文化庁芸術祭新人賞も!
凰稀かなめさんは、退団後に出演した多くの舞台で着実に評価を高めています。
『1789』『銀河鉄道999』『モンテ・クリスト伯』『屋根の上のバイオリン弾き』など、話題作に次々と出演。
2018年の舞台『さよなら、チャーリー』では、第73回文化庁芸術祭新人賞を受賞し、その実力が公に認められました。
また、映画『マスカレード・ナイト』でも存在感を放ち、映像作品にも柔軟に対応できる表現力の高さが評価されています。
宝塚出身の舞台女優としてだけでなく、現代のマルチなエンタメ界で幅広い活躍を続けている女優です。
まとめ
宝塚宙組トップスターとしての輝かしい実績を持つ凰稀かなめさんは、退団後も多彩なジャンルで活躍を続けています。
圧倒的なビジュアルに加え、徹底した役作りや芝居への真摯な姿勢が、今なお多くのファンの心を惹きつけてやみません。
現在は独立した個人事務所「ケイローズ」に所属し、舞台・テレビ・映画と幅広いメディアで注目を集めています。
意外にもインドア派で、冷やし中華やドラえもんが大好きというギャップも、彼女の魅力の一つ。
今後も、実力派女優としてさらなる飛躍が期待されます。
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