作家の内田康夫さんが死去
テレビドラマ「内田康夫サスペンス」でお馴染みの、作家の内田康夫さんが13日、敗血症のため亡くなった。
享年83歳。
葬儀は既に近親者のみで行ったそうです。
お別れ会は行わず。
内田康夫さんは日本テレビの製作スタッフ、CMアニメの制作スタッフとして働いたのちに、コピーライター、CM制作会社の社長になる。
1980年、1981年に立て続けに自費出版で本を執筆した。
その作品が話題になり、1983年より出版会社から商業ベースの作品を執筆。
作家として軌道に乗った作品は1985年からはじまった「浅見光彦シリーズ」。
このシリーズで莫大な数の小説を残している。
内田康夫さんの作品のテレビドラマも多く、推理小説ファンには残念な訃報です。
ご冥福をお祈りします。
内田康夫サスペンスと言えば遠藤憲一?
内田康夫さんと言えばテレビドラマでお馴染みの遠藤康夫サスペンスです。
「河内刑事&橋本千晶シリーズ」で知られてます。
テレビドラマの内田康夫サスペンスの「河内刑事&橋本千晶シリーズ」には
・日本テレビの芦田伸介・伊藤つかさ版(1987年5月19日)
・フジテレビの山崎努・中谷美紀版(1995年9月15日)
・テレビ東京の遠藤憲一・緑友利恵版(2012年7月18日 – 2013年5月22日)
があります。
とりわけ、遠藤憲一さんが主演の「河内刑事&橋本千晶シリーズ」が人気があったようで、ネットで内田康夫さんを検索すると「内田康夫サスペンス 遠藤憲一」というキーワードが出現するほど。
それくらい、遠藤憲一さんの「河内刑事&橋本千晶シリーズ」が、内田康夫さんの本のイメージに近かったのかもしれませんね。
出演する俳優が変わるだけでイメージってかなり違って見えますからね。
内田康夫さんが亡くなった敗血症はどういう病気?
敗血症って聞いたことがある病気ですが、あまり馴染みのない病気です。
どういう病気かというと
いろいろな細菌の感染症において,まず病巣が形成され,そこから病原菌が多量に血液の中に侵入して起る全身感染症をいうが,原発巣がどこにあるか明らかでないことが多い。類似の経過をたどって血中に細菌が侵入しても,全身症状を伴わない場合は区別して菌血症と呼ぶこともあるが,同義語と考えてもいい。
化膿性(かのうせい)の病巣があって、そこから菌が血流中に繰り返し入り、その毒素により悪寒戦慄(せんりつ)・高熱などの中毒症状を示し、二次的に身体各所に転移性の膿瘍(のうよう)をつくる感染症。
簡単に言えば感染症ですね。
内田康夫さんは81歳と高齢だったために、病に打ち勝つだけの体力と免疫がなかったのでしょうか。
先日亡くなった、ベンチャーズのノーキー・エドワーズも82歳の高齢で感染症になりお亡くなりになりました。
年齢とともに免疫も衰えてくるでしょうし、高齢の方には注意したい病気ですよね。
ご冥福をお祈りします。
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